栃尾の畑には、スギナがワンサカと生えている。
刈っても刈っても生えてくる。
これは土がどんな状態であるのか、ネットで調べてみた。
スギナ
スギナは、強酸性の土壌でよく育つのだそうだ。
もともと土は弱酸性か中性。
それがなぜ強酸性になったのか。
それは人間様が化学肥料や農薬などを用いて土を荒らしてしてしまったから。
栃尾の畑は数年前まで水田だったそうな。
スギナは、そんな強酸性の土壌を中和してくれるのだそうです。
スギナは根が張るので駆除が大変。そのため農家からは嫌われてる。
でも、そんな嫌われもののスギナが、実は土を改善してくれている。
これを知って真っ先に思い出したのは、これ。
風の谷のナウシカ
物語の中では、人間の戦争によって毒を持つ胞子を出す”腐海の植物”が地球を覆っている。
毒胞子を吸えば人は生きていけない。だから人々から忌み嫌われている。
しかし腐海の植物は、実は大地や水の毒素を吸って浄化していた。
腐海の植物自体に毒があるのではなくて、戦争によって人間がばら撒いた毒を植物が浄化していたという話。
これってスギナとおんなじじゃん。
自然はすごい。
感動した。
宮崎アニメに絡めるところが、いいでしょ。